呼び出したるそなたへと 導かれし身を
差し出すは鮮血の 指先の証

(「鮮血の誓い」歌:妖精帝国 詞:橘尭葉)

[彩雲国物語]

朝一で4話見てしまった。
長年見守ってきたお嬢様を横から王様に掻っ攫われてしまった静蘭ですが、まさか王様の実の兄だったとは。
おーこれでお互いがお嬢様をゲットするために、王座をかけて内乱の嵐ですか?わくわく
と思っていた私ですが・・・
まぁ少年少女向けの悲しさ
物語はそのような陰惨な方には向かわず、兄弟仲よろしい終わり方。
まーいいんだけどね・・・話自体は面白いし。

しっかし思うんだけど、この手のアニメや漫画や小説ってなんか違和感あるというか。
どこらへんに違和感あるかというと、えと普通ですね、中国では王様の頭に手を置いたりですね、あんな言葉遣いしたら速攻殺されます。
自分だけじゃないです。9族皆殺しです。
あと后妃はですね。あんなにふらちゃらうろつけないです。常に女官や宦官がぞろぞろ付き従いますし、何より後宮から出られませんぜ・・・

まぁ、そんな厳格な宮廷儀礼とかやったら少年少女は楽しめないだろうし、こういう描き方の方が現実的なんでしょうが。

ふと思ったんですが、例えばホスト部にしてもこれにしても、こういう作品の上流階級の描き方って下々の人が想像する上流階級なんですよね。だからすごい違和感感じます。
上流階級の人が自分達を見たときの描き方じゃないからすごい典型的なファンタジーがすごい紛れ込んでて面白いです。

ジュブナイルっていうものが売れるのに必須な条件がありまして、それはシンパシーだそうです。
自分と同じような境遇の主人公じゃないと売れないとか。
だからどんなにいい作品でも主人公が自分と感覚が違うとダメだそうです。

例えば全く話題にならない「第61魔法分隊」というライトノベルがあるのですが、これ個人的にはとってもすきなんです。
でも主役や登場人物が妙に理知的で、どうも少年少女っぽくない考え方をしてましてね。

「あーこれは俺みたいな奴には面白いけど、ダメな人はダメだろうな」って思うわけですよ。
何より設定が凝ってて、説明文も多く、あーゴチャゴチャうるせぇ!って感じの読者には受けなさそう。
昔受けた「スレイヤーズ」って作品みたいに細かいことはどーでもよくてどっかんどっかん!俺最強!!!みたいな作品の方がシンパシー感じるのでしょうかね?
まぁスレイヤーズ嫌いじゃないですけど。主役の声が林@めぐみじゃなければ・・・

まぁちなみに第61分隊の作者の方は国立大の工学系出身の方らしく。
私の友人の同僚の友人みたいです。ってほとんど他人やんけwww

ちなみにハーレム系の漫画やアニメでかっこいい主人公のものは売れないのも、メインターゲットの方々のシンパシーを得られないかららしいですぜw

でも某いちごみたいな、あんな糞真中にシンパシー感じてる奴なんて居るのかなぁ?
あれは真中は無視して皆見てる気がしないでもない。

ちなみに彩雲国物語にシンパシー感じる人っていうのは中流階級くらいのちょいインテリ少女なのかな?って感じはします。

[錬金3級 まじかる?ぽか〜ん]

ぽか〜んは何回見てもいいです。
キャラ達のやる気の無さが癒されるというか
グダグダなギャグがたまらないというか
だからどうした!って話しの展開が馬鹿らしくて最高というか

噛めば噛むほど、見れば見るほど面白いそんな作品です。
うんうん。
というわけでOPCD買いました。ちなみに作品OP以外は糞でした・・・もったいねぇwww
早くEDCDでないかなぁ〜♪