幸運と平和は 祖国の下に
世界を築かん 皆手を取り合い
我らが同胞 絆や固し
平和の光よ 涙無き世へ
我らを導き給え

(「廃墟からの復興」詞:Johannes R. Becher)

メーデーにて思う。
亜米利加ではヒスパニック移民の労働ボイコット、EUにおいては移民規制法。
結局の問題は為替と世界的規模での労働条件統一の不備が原因である。
が、それは意図的に行われているものであり、なくなることはない。
それが自由市場主義の富の源泉であるのだから。
万国の労働者の団結なしに、移民問題が解消されることはないだろう。
しかしアメリカはまだ幸せである。彼ら移民の大半はアメリカ人になりたい、アメリカの理想を共有したいと望んでいるのだから。

それはヒスパニック移民が固有の歴史的背景を持たないことに由来している。
これが中国、朝鮮、タイ、ベトナム、インド、アラブ、ペルシア、トルコ、ベルベル系黒人などであれば、何千年もの彼らの歴史と文化に対する彼ら自身の誇りが、国家の楔となり、結局の所宿主の破壊となるだろう。実際の所、アメリカ、カナダ、オーストラリアではチャイナ、コリア系移民が問題となっていて、カナダとオーストラリアでも移民制限の動きがあり、アメリカではアメリカ社会に溶け込もうとしない彼らに対してヒスパニックや黒人、ホワイトトラッシュの不満が蓄積しており社会問題として潜在化している。ユダヤ人もそうだが、彼らは自分達の故郷の村をそのまま移住先に持ち込んでそれを拡大させていく傾向にある。

結論から言えば、歴史ある移民を国民とすることは国民国家としての国家を訴求するのならば害以外の何ものをも生み出さないということであろう。
我らが指導者達は、この事態に鑑みて、どのような感慨を抱いているだろうか?うーん。
まぁ一番の問題は世界の真の支配者層が自身の役割を果たす意思がないのが問題なんだけどね。
王ではなく商人が世界を支配する時代ってことでしょう。

[吉永さん家のガーゴイル]

5話視聴。植物と話せるようになる錬金魔法アイテムの回。
二回に分かれているので今回は前半だけで、来週で後半。
前半で主人公の双葉と植物の交流を描いて、後半でシリアス展開し、喜から悲へと一気に展開することによってカタルシスを得させようとする構成と思われる。

それは置いておいて・・・やっぱりこういう良作は、特に俺ら中年にとってじゃなくて子供にとって良作だと思われる作品が深夜にやっているというのはどうも・・・
これは本当に自分に子供がいたら見せたい作品だと思います。
子供が、街の人との交流や色々な事件から、何某かの感想を得ることができる作品だと思うわけです。

子供に商品を売るための子供にとっては楽しいんだろうけど戦ったり強くなったりする作品だけが18時や9時にやっていて、こういう作品が深夜に持っていかれるというのは、日本の文化的衰退なんでしょうかね?

戦うアニメ、いいと思いますよ。そういうものから何かを得る子供もいるでしょう。
でも世の中は色んな物事に囲まれていて、色んな人がいて、色んな考え方があるわけです。
やっぱり子供向けと言ってもバラエティに富んでいて、色んな作品を視聴しうるのが正しいあり方だと思うんですが・・・

っていうか作品の感想になってねぇwww

私こういう女の子の主人公好きなんですよね
知的しっかり系も好きですが、やんちゃ純心系も好きです。
特に斎藤千和の演技ってかなり癒し系かも。
まぁ本人もかなりかわいがられて育ってそうだしなぁ

ところで今回の話、かなり根深い問題を扱っていて、大人なら思考停止しているか割り切っているか、既に解決済みかの話だと思うんですが、子供にとってはかなりショッキングな話になると思います。
人間はありとあらゆるものを犠牲に生活を成り立たせているわけで、それらの犠牲者達と話ができたら人間の精神は持たないですよね。
犯罪者もあんなにも精神が一般人と乖離しているのも、彼らの犠牲者で狩りの対象である一般人と精神的に会話が成立してしまうと、良心の呵責で生きていけなくなるからだと思います。精神の自己防衛機能が働いているわけですね。

で今回は植物との交流のいい面だけがクローズアップされているわけですが、明と暗は常に表裏一体、来週は植物との交流のいやな面がどんと出てくることでしょうね。
そもそも、今回の敵が最後の方に出てきて、それが植物の魔法生物であるオシリスであることもそれを暗示しているのかもしれませんし。

あ〜でも花子ちゃんが酷い目に逢うと思うと、シナリオ進行上仕方ないと分かっていても鬱ですよねぇ・・・

ちなみに今週5話のタイトルは「山の歌声」で
来週6話のタイトルは「もう君の歌は聞こえない」です・・・

あーーーーーー
吉岡たかを〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

いい脚本家なんですけどね(苦笑)