凪のような 感情と平穏と
動かない ココロの欠片
屋上にそろえた 白い上履き
空から降る 歪んだ肉細工

わたしは放物線 ただひとつの放物線
そして無にもなれずに無明をさまよう歪んだ肉細工
だけど無にもなれずに無明をさまよう歪んだ肉

(「さよならを教えて」歌:MELL 詞:長岡健蔵)

過去も現在も未来もなく、全ては同時でかつ連続でなく。全てはバラバラで平行である。
全ては同じ時に、同じ場所に、同じ存在で。
AもΩでBもΩでCもΩで。
それゆえに57億6千万年後ではなく、2600年前に既に終わったモノも、今生き死んでいく私も同じ時を生きている。
幾劫重ねても、突き抜ける矢ではなく
幾劫重ねても、円融する

私がAであったことも
私がBであったことも
私がΩであったことも
私が私であったことも

知らないというのに知っている

私があなたであったことも
私が私でなかった事も
前でも後でもなく目の前に・・・