みんなひとりぼっち 海の底にいるみたい
  だからだれか どうぞ上手な嘘をついて
  いつも僕が側にいると 夢のように囁いて
  それで私 多分少しだけ眠れる

(「孤独の肖像」詞:中島みゆき)

空海三教指帰の一節にしようかとも思ったが、こちらに。


自殺する人の9割が金の問題か異性の問題だとか。
幸せな人たちだなぁと感じる。
金と女さえあれば幸福に暮らせるのだろうから。
もう何を手に入れれば幸福になれるのか分かってるのに失敗しちゃう当たり本気で手に入れようと思ってないんだろうと思う。
本当に手に入れたいなら、努力も出来るしミスもしないはずだ。
そう考えると、別に彼らもそれほど欲しくはないのかな?とも思える。


まぁ努力の方向が間違っているパターンが多いのだろうけどね。
騙される人にも類型があるから。
大概が自分から飛んで火にいるなんとやらになってる。


まぁそれもいいのかなとも感じる。
追いかけている間は夢が見られるのだろうし。

何も夢を見ない自分のような人間よりはよっぽど生命体として真っ当なのだと思う。


「夢」という言葉ほど概念としてぼんやりとしていて、一義的でないのに多用されている言葉もないだろうけど
日本人は何故かこの言葉好きだよね。


夢はなんですか?
答え 「夢は所詮夢で現実にならないのでにんべんをつけると儚いになるのです。」


夢はなんですか?
答え「弁護士!医者!Jリーガー」


アレですか?現代の教育は、職業=夢なんですか?頭悪そうな教師と教え子達ですね。
そりゃ夢=サラリーマンという子供の方が頭よさそうですよ。


恐らく吉田松陰はそんな言葉は使った事があるまい。
士大夫足るもの聞くのならば志を聞くべきだからだ。


志は意志であり意思であり世界を貫く矢だ。
陽明学的な思想がそこにはあるのだろう。
アナタはどんな人間でありたいか=アナタは何がしたいのか?


これこそが学生に突きつけられるべき言葉だと思う。
そうではないと、大人になってから道に迷うだろうから。


うーんとりとめがないなぁ。
ちなみに個人的には、夢とか志とかバカじゃね?
っていう意見ですがw