君がいつか飲み込んだ その言葉より ずっと
云えずにいてくれてた やさしさを信じたいと 今 思うんだ
ねぇ この先は どこまでも不安と隣り合わせ
なくすものがなかった僕たちは もぅ いない
ねぇ 今まで知らなかった おとぎ話の続き
永遠に終わらない
しあわせならこの手でつみかさねていくもの
(「CLOVER」作詞:meg rock、『SOLTY REI』OPテーマ)

結局の所、小泉純一郎の支持率が高いと言うことが何を示しているかと言うと、受け手である国民の誤認なのだと思う。
この誤認は意図的に行われているもので、それ自体は、政府とその依頼を受けたマスコミの努力の賜物であり、偉大な勝利なのであるが。

どのような誤認かといえば、アメリカ型の社会を目指し、小さな政府化を推し進めると言うことはミドルクラスを没落させ、アッパークラスとロウワークラスの二極化すること、これ自体ではなく・・・ミドルクラスとはなんぞやという事を誤認させているのである。
年収1000万円を上流階級であり勝ち組みであり、当然小泉改革の受益者であると勘違いしている、中流階級の人間達が、自らを陥穽に落とし込むべく、現在の首相を支持している訳である。

中流階級というものを構成している職業が何かを考えればわかるはずなんだが・・・
中流階級は、働かなくても生きていける資産家、資本家、貴族のために労働する、弁護士、医者、教師、学者、銀行家、小商人、自営業者の事なのである。

被支配層を二分化して対立させ、それを支配するというのは支配側の常套手段ではあるが、騙される方も騙される方だと思う。うん。


で個人的に二極化自体を批難はしません。
「一握りの有能な人間が情報を独占し社会を動かす」やりかたも
「みんなが努力して有能であろうとし、情報を共有し、社会を動かしていく」やりかたも
社会全体が効率的で、構成員が幸福であればそれでよいと考えるからです。
感情的にはみんなで努力しての方がいいですけどね。
というわけで小泉改革が全部ではないにせよ方向性が見当違いなんじゃないかと思っているのは二極化するからではないのです。それについては機会があれば書くことにします。
簡単に書くとノビレス オブリッジの問題なんですけどねwww

[電波的彼女]

小説です。3巻読み終わりました。
ネガティブな人間っていうのは居てもいいんですが、独善的になると迷惑かけますよね
僕個人もネガティブな人間なんで気をつけようw
で幸福量保存の法則は成り立つのかと言うことを考えた人がいました
スチュワート・ミルって人です。シカゴ大学かなんかの人です。
簡単にいうと「道徳的に善とは人間の幸福の総量を最大にする行為の事である」と思った人です。
ってことは幸福量はゼロサムじゃないってことですよね。
とは言え、ある程度物質的充足によって精神的充足が成り立つので相関性はあります。
しかしイコールではありません。精神的充足を満たすための要件は物質だけではないからです。
つまり他人の自分への行為、自分の行動が取れる選択肢の数、罰の回避として行動しているのか、報酬の獲得行為として行動しているのか、行為の成功率、などなどによって精神は快楽を得ることができるわけで、そのように物質に依存していない快楽の量が増えていけば皆幸福になれるかもしれないわけです。
スキナーは「自由な人間など存在しないが、人間は自由というものを知っている。客観的に自由ではなくても自由だと感じている。つまり自由とは、自由でない状態のことである。具体的に云うなら罰によって制御されていない状態を人間は自由と感じるようである」のような類の発言をし、その思想を元に一つの小説を書きました。
人間の理想的生活を描いた有名な小説である「森の生活」からタイトルを借り、「walden two」とう作品です。人間が幸福に生きる社会とは?という最重要の命題への一つの答えを出しているわけです。
もし電波的彼女のリンクをたどってここにきた方がいたら、そういう考え方もあるってことを考慮に入れて、幸福ってなんだろうと考えてみて下さい。答えは一つじゃないから、考えるのが大事です。

[ネギま]

マガジン見た。何故美空のパンツだけ全く見えないのかが気になって本編どころじゃなかったw
それは置いておいて、そろそろバトル編が終わりそうね。早く終わって欲しい。と言ってもまだ学園祭は続くんだけどさ(^^;