あなたとここで逢って いくつの季節巡る
嬉しいことも 悲しいことも 大事な宝物

忙しい日々も けしてココロなくさずに
あなたを見てると 感じて動き出すよ

(「オハヨウ」詞:Funta 歌:斎藤千和水樹奈々稲村優奈)

まぁなんていうか最低限何人いたら人間の種は保存できるんですかね。
つまり何が言いたいかというと、そもそも生物の種というものが、WINNY的な情報拡散だとすると
特定の種とは、元となる原型データであるわけで、その原型データのキャッシュを大量に含む形でその種族が存続してるわけです。
で、その原型が復元できないような場合、つまり元のデータのキャッシュの一部を持つ亜種が滅びることによって失われた場合、果たして種族は存続しているのか否かということなのであって。

仮に自分の中に、世界の誰もが共有してないキャッシュがあって、自分が子供を為さない事によって、アダムが死ぬ(情報的な意味で)ということも有りうるわけですな。

とはいえ、そういうことが起きないためのキャッシュ拡散戦略な訳で。ぶっちゃケた話、他の人類なんてキャッシュのスペアなわけですね。これは自分も含めてですがね。
この視点からだと自殺も他殺も当然罪ですが、果たして、原型を保持することにどれくらい意味があるのかという点に疑問を挟むと、説得力がなくなりますな。

あと、原型をどこに求めるかによって、殺してもいいキャッシュが出てくるのもご愛嬌ですね。
人類の根源原型ではなくて、ある民族の根源原型のみを残そうとする事もできるわけで・・・。
実際そのようなことが行われた場合、どうなるのか見てみたい気もしますが。
今まである種を殺し尽くせた事例なんてないんですよね。
文明上、名義上の民族を滅ぼすことはできても、他の民族に紛れ込んだキャッシュまで滅ぼせなかったんですよ。
3代前とかに、その民族出身の奥さんをもらった遠い国の人間も殺さないとキャッシュ潰せないですから。

まぁそういう意味じゃ民族浄化なんてバカの言うことですね