放課後の校庭を走る君がいた
遠くで僕はいつでも君を探してた
浅い夢だから胸をはなれない

(「初恋」詞:村下孝蔵)

げんしけん

最終巻読了。
結局斑目は告白できず、胸に抱いたままフィードアウト。
意図的にかどうか分からんが、斑目が盛り上がる時って、すぐ咲ちゃんが高坂とべたべたするんだよね。
予防線張られてるというか。
そういうわけで、私は「咲は斑目の行為に気づいていて気づかない振りをしている派」でございます

ちなみに僕の初恋は中学の時で、同じ高校に行けると喜んでいたら、彼女が私立の女子高に行ってしまって終わりでした。
大学が一緒だったから後で再開したんだけどね、やっぱ初恋と大人になってからの恋愛は違うのかどうなのか再開してもどきどき感はなかったなぁ。
ドラマだとこういう風に偶然再開したりすると恋愛感情に発展しそうなもんですが、東大、一工、早慶に、中高同級生のほとんどが行く環境だと遭遇率が以上に高いから特別な偶然感はないんだよなぁ。
中高大と一緒でもほとんど連絡とらない奴多いし、逆にすごい好きな奴は全部学校違っても連絡とりつづけてるし・・・。

まぁオタクの恋愛って色んなパターンがあって、例えば斑目の、オタ男が一般女に惚れるパターンですが、意外とこのパターンは細分化されてる気がしますねぇ。
僕の場合、自分がオタクで、相手がオタクというパターンよりも相手がパンピーのパターンの方が多かった訳ですけど、むしろ過眠グアウトできずに、自分がオタクだと相手に知られないように付き合うのがとっても大変だった覚えがあります。
実際知られてもそう相手の反応が変わる訳じゃないので別に知られてもいいと思うんですけど、おおっぴらにオタクな行動を取り出すとノンストップで結局相手の興味がオタク系にあるわけじゃないってことを忘れがちになっちゃうんですよね。
なんで相手がどうのってよりも、自分を戒めるためにオタクである自分を前面に出さないように心がけてます。
実際は糞オタクな訳ですが(−−;

で・・・思うんですけど、オタ×オタって結構難しいと思いません?

何でかというと、自分の経験上オタクの女の子と友達じゃなくて彼女として付き合うと嗜好の違いって奴が浮き彫りになって、こー行き違いが増えるというか。
あと、個人的に思うのが、一般の女の子よりもオタクの女の子の方がルックス重視というか面食いっていうのが実感ですねぇ。
十人並みの容姿の上に背が高くない僕としては、オタクの子は付き合う以前に、付き合ってくれる確率が低かったんですよw
いっちゃなんだけど、オタクじゃない女の子の方がそこらへんは妥協して付き合うのをOKしてくれる確率高い気がします。
まぁ結局女の子はルックス重視だとは思いますけどねwww

ROZEN MAIDEN

オーベルチューレ後半視聴。
プライドが高ければ高いほど、現状とのギャップが大きければ大きいほど、その心の均衡を保つために誰かを憎悪しなければならないという人間の業の深さ、卑小さがこれでもか!!!って位クローズアップされた話でしたねぇ。
水銀燈の真紅に対する憎悪は逆恨み以外のなにものでもないのですが、真紅の方は真紅の方で高慢の罪というか人に対する摂氏方の面でかなり問題があるし。
この話結局出てきた6体の人形全部が不完全なんですよね。
監督か脚本の人は、どの人形も欠点があってどの人形もアリスじゃありあえなんだよっていうテーマを出してきてる感じです。
どの人形も見目は奇麗だが、精神的に未熟で危うい。
そもそも何者かの愛を勝ち取るために戦うという行為がそもそも子供じみた行為なわけです。
何故なら愛はゼロサムかつ有限なものではないからですが。
"相手の愛の全てを独占したい"という感情はあまりに幼児性なものだと思いませんか?
カインとアベルが典型ですが、結局の所、母親の補助行為や乳房を取り合う乳幼児の行動パターンの延長なわけですよ。

まぁそういう個人的な見解は置いておいて、作品テーマが完全ではありえないドール達を描いているってことを忘れて、「監督は真紅を悪役にしている」とか「水銀燈をひいきしている」とかわけのわからない反応をしている人が多いって言うのはどうかと思います。
なんていうか思考が二元化しちゃってる人が増えてきたんですかねぇ?