昔友人と話していて
「ダメ連って全然ダメじゃないじゃん」と言ったら
「本当にダメな奴にダメって言ったら壊れちゃうじゃん」と返されて
なるほどと思った私ですが
その友人はダメな奴ですが世間的にはダメと思われてないんだろうなぁ。

テレビで小学生天才ロッカーとか言うのの特集をしてたけど、小学生にロックって絶対矛盾してる。
音楽性うんぬんじゃなくて、魂の部分でロックって奴は確実に大人未満子供以上のもの

大人になるのは簡単だけどね。何かを諦めたらそれが大人。
つかめそうなものしか追いかけなくなったら大人。

そういえば河口にしか住めない魚の話があったな。
うん、それがロッカー。40になっても50になっても割り切れないならロッカー。
だから小学生ロッカーって響きはどこかおかしい

そういえば『TRUE TEARS』ってアニメがあって、飛べるはずと信じてる女の子と、飛ぶ事を諦めている女の子がしょうもない男の子を取り合う話なんだけど。
完全に川の魚と海の魚になってしまってて、河口の魚がいない。

個人的には「飛べないのは分かっているけど飛ぶ」というキャラが好きなのでそこらへんは物足りないな。
前も書いたけど、大波を止めようとするクヌートの王みたいに、絶対勝てない何かに立ち向かう人間が好きなので。
自分の小ささを認めた上で大きな何かを求める人間が好きなので。単なる自我肥大の子供は好きではないんです。

だからかもしれないけど、僕はこのアニメで、空を飛べるはずと信じてる女の子に【ジベタ(地ベタ)】と呼ばれている鶏が好き。
自我肥大よりは、自分のできることを地道にやり続ける方が数段ましだとおもうんだよね
だからジベタは好き。