2008-04-26 ■ 抉り出さずとも、そこらに転がっているならば 誰が求めようか 原初の人には善と悪とか分離されないように 薄暗いはらわたを みじめに晒しても もはや気を止めるものなどいないただ許されているのは、怒りの咆哮をもって 引き裂く事のみそれでも猶、神を求める心が、一層自らを惨めな肉として 貶めていくのだ